2012年 12月 12日
藤井聡教授@顔本、敦賀原発・活断層は選挙用情報操作か? |
(総選挙の争点の一つとも関連する報道ですが....)敦賀原発の直下に「活断層の可能性」という調査結果が報道されています。これが「真実」ならば、そのインパクトは重大なものとなるでしょう(http://sankei.jp.msn.com/life/news/121210/trd12121021090010-n1.htm にて当方のコメントが掲載された通りです←もちろん、このコメントは、大量にコメントした内のたった「一言」だけですが....)。
しかし、「活断層」というものを巡る
しかし、「活断層」というものを巡る
科学的な論争は、極めて複雑なものです。一般の方の多くは、この「活断層」という言葉が与える「イメージ」だけに基づいて、この結果を「あぁ、敦賀原発の真下には、地震が起こるかもしれない活断層があるんだなぁ」と受け止めておられるものと思います。
しかし、その調査方法のみならず、政府自身が「活断層」の基準を最近、著しく拡大したという経緯等があり、今回の調査結果を、軽々に完全に受け入れること が、適切かどうかは、我々が今持ち合わせている公開情報だけでは、それこそ、「科学的」には不透明な部分が多くあります。
したがって、それを受けて、下記に報道される「公開質問状」が提出されているものと思われます。
いずれにしても、我々日本国民は、事の重大性を鑑み、今回の調査結果を、様々な角度からの科学者の意見を参考にしながら「吟味」していくという姿勢を保ちながら、事の経緯を見守る必要があると言えるでしょう。
しかし、その調査方法のみならず、政府自身が「活断層」の基準を最近、著しく拡大したという経緯等があり、今回の調査結果を、軽々に完全に受け入れること が、適切かどうかは、我々が今持ち合わせている公開情報だけでは、それこそ、「科学的」には不透明な部分が多くあります。
したがって、それを受けて、下記に報道される「公開質問状」が提出されているものと思われます。
いずれにしても、我々日本国民は、事の重大性を鑑み、今回の調査結果を、様々な角度からの科学者の意見を参考にしながら「吟味」していくという姿勢を保ちながら、事の経緯を見守る必要があると言えるでしょう。
毎日新聞 2012年12月12日 東京朝刊
<以上、
藤井聡教授の顔本>http://www.facebook.com/Prof.Satoshi.FUJII
藤井聡教授は、ここで、この敦賀原発・活断層「報道」は選挙をめぐる情報操作かも知れないと指摘されているのですね。
by maruyama-amsel
| 2012-12-12 16:20
| 藤井聡