藤井聡教授@顔本、大手新聞各社は野田同様の事実誤認 |
例えば,朝日新聞の「社説」で
『 新たなものを「造る」から、今あるものを「繕う」へ。頭を切りかえる時期にきている。』
http://www.asahi.com/paper/editorial20121205.html#Edit2
と主張されておられますが,残念ながら,この主張は,「国民の生命と財産がより大きく毀損させる危険性」を孕むものです.
なぜなら,国民の生命と財産を守るためには,「古びた施設の崩壊を防ぐための公共事業」ことが極めて重大な意味を持つものであるのと同様に,「津波や地震や不況を防ぐための公共事業」もまた同様に,強く求められているものだからであります.
そうである以上,こうした報道は,国民の生命と財産を守る公共事業を阻害し,それを通し,国民の生命を失わせ,国民の財産を毀損させかねないものであると言うことができるでしょう.
・・・・なお,こうした,
『インフラの補修はよいが,インフラの新設はだめである』
という主張は,朝日新聞のみならず,日経新聞においても,
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO49189360V01C12A2EA1000/
毎日新聞においても,
http://mainichi.jp/opinion/news/20121205k0000m070128000c.html
主張されております.
繰り返しますが,こうした新聞社各位の論調は,(インフラ新設を通して守ることができるはずの生命と財産を犠牲にすることを通して)「国民の生命と財産をより大きく毀損させる危険性」を孕むものなのであります.
ついては,これら新聞社各位には,適切な報道をいただくことを強く御願い申し上げると共に,日本国民の皆様におかれては,新聞報道に触れる際には,そのま ま「鵜呑み」にするのではなく,「まずは一旦疑ってかかる」という態度を決して忘れずにしていただきますことを,改めて、御願いいたしたいと思います.