二種類ある親米保守 |
親米保守には大きく分けて二種類あろう。
1)親米で保守する
つまり親米はあくまで手段で、保守する客体は別にある。
この場合、日本を保守するための親米、と言い替えてもよい。
親米は都合により採択するが、それが日本の国益に反するなら捨てても惜しくは無い、という態度決定がありうる。
2)親米を保守する
すなわち親米が保守する客体・目的である。
この場合、親米のためなら日本を捨ててもいい。
親米こそが大事な命、守るべき最大の価値という
まさに奴隷根性そのものである。
わずか助詞一字の違いだが、実際の政治的表現は天地の差がある。
さてお分かりのように、TPPを何が何でも参加へ誘導しようとする
政界与野党賛成派(前原、仙石、小泉残党、みんな売国奴の党など)
一部財界、
一部官僚
マスゴミ、とくにフジ・サンケイなどは
2)の親米のためなら日本を捨てて省みない、に相当すること実に明白
このことである。