ユーロと欧州連合の行方を固唾をのんで見守るサイレント魔女リティ |
いずこにおいても、一部の跳ね上がりをのぞく大多数の国民は
サイレント魔女リティである。
さて、
欧州中央銀行(ECB)は、去る10日に「個人的な事情」による辞意を表明したのシュタルク専務理事らが共同執筆したリポートを公表(←クリック)した。
それによると、
「一部ユーロ導入国の放漫財政、それによるソブリン債務危機で欧州経済通貨同盟(EMU)は存続の危機に瀕していると指摘した。」
しかし、一方では、
欧州委員会のレーン委員(経済・通貨問題担当)は22日、欧州首脳はギリシャが制御不能なデフォルト(債務不履行)に陥ること、および同国のユーロ圏離脱は容認しないとの考えを示した。(←クリック)
ということだ。
しかしこれは統一欧州という政治的建前による願望というか断末魔の叫びに近いものを感じる。
ゲンジツは、欧州中央銀行のほうがより正直に表現しているようである。
(民草はただただその吉と出るか凶と出るか不明なゲンジツノ推移をみまもるだけ)
このことであります。