世界観の変容を迫られる |
日米両国で「民主」党政権が実現して以来、世界の変容は著しい。
その変容を主催するものがいる、というのがいわゆる「陰謀論」であるが、この言葉が人をして誤解せしむるという一点では「保守」という言葉の響きの混沌にも似ている。
ともあれ、主催者がいてもいなくとも、われわれの世界が激変しつつあるのはたしかであろう。
これをもし感じないという方がおられるなら、ここでこの駄文を読むのをやめて欲しい。
<シナの変容>ということを昨年以来追及してみたが、かえって日米両国のほうが変容してしまった。
このためシナのあるべき変容はご破算になったのかも知れない。
日米がそれぞれの思惑でシナの変容を望まなくなったのである。
これで冷戦構造が最終的に句点がうたれ、新たなゲームが始まる。
この不透明な世界に住む者たちわれわれには早急な世界観の変容が問われているのだ。世界の変容に追いつくよう迫られているのだ。
その意味でも「保守派再建」などという古い世界観にしがみつくそれこそ悪い意味での保守には希望は無い、と言えるのではないか。
この秋には色々な局面でさらなる激変が発生するであろう。
諸君諸嬢の世界観の変容はさてそれに追いついてゆけるか、それぞれの判断で生きてゆくしかないのだろう。
みなさんのご健闘を祈るばかりです。