日本の安楽死 |
ご承知のようにオランダでは安楽死が合法化されている。しかし医療方面の現場ではすべての機関や医師が同意しているのではないと仄聞する。
先日、オランダ人の知り合いの父君が安楽死を選んだ。父君はすでに高齢でもあり末期癌で長らく苦しんでいたようだった。
とくにここ最近は末期症状の痛みがひどく、ずいぶんとモルヒネを打たれたらしい。それは痛みには有効であったが、効果が切れると睡眠中のひどい悪夢の記憶に襲われ発狂しそうであったという。
そこで本人は安楽死を希望した。
家族、医療関係者のすべての同意が得られるのにかなりの時間を要した。その間、本人は上記のような痛みと悪夢の循環に悩まされたという。
安楽死のその日、本人は妻が見守る事だけを希望したようだが、担当医師が、それでは奥さんには辛すぎるので他の家族の同席を建議した。そこで最愛の末娘(それがわたしの知り合いであるが)だけを許したのだという。
家族との告別後、医師はまず睡眠剤を投薬し意識がなくなったのを確認して致死量のモルヒネを投薬した。一分後に死亡が確認された、ということだ。
本人には痛みと悪夢からの解放であったが、家族にはほんとうにつらい出来事であったろう。
わたしが父君のあるいはその家族の立場であったら、と深く考え込まされる。
さて、以上のことから国籍法改悪にふと考えが及んだ。
戦後の日本は米国の占領政策で背骨を砕かれ、洗脳され、自虐史観を植え込まれた。
いわゆる「平和憲法」は日本を二度と立ち上がらせまいとする旧戦勝国ら(それすなわち連合国、United Nations、いわゆる「国連」であるが)の意思であり、防衛を米国がかたがわりする日米安保体制による日本への「ビンの蓋」と見せかけの虚偽の「平和」のなかで眠らせ続ける、いわば敗戦で深く傷ついた日本へ投与されたモルヒネであった。
いま、さらに国籍法改悪という致死量のモルヒネが投与されようとしている。
これが打たれてしまえば、国民の定義があいまいになり、外国からの移民流入を促し、そして悪意を持つ外国により内部から民意が操作されてしまうからだ。そうして日本はたちまち内部から溶解する。まさに国家の安楽死であろう。
われわれはこのまま安楽死させられるのか、それとも六十有余年来の閉じ込められた病室から抜け出すために、悪夢の睡眠から目覚めるのか、歴史的選択の曲がり角にわれらは立たされている。
かって世界革命をめざした旧「新左翼」活動家たちは、背広に着替え政財界(中央官庁、保守政党、有力企業など)にもぐりこんだ。そして彼らの仕掛けた時限爆弾が今ひそかに爆裂しようとしている。
日本を防衛しよう!
国籍法改悪を許すな!
「人権法案」を永遠に廃案にせよ!
移民1000万人計画を粉砕せよ!
内外の反日ファシズム打倒!!