アンゲラ・メルケル氏の直言 |
「シナ人は部分的には理解している」
http://www.sueddeutsche.de/ausland/artikel/52/129828/
シナを訪問中のドイツ首相・アンゲラ・メルケル氏は、環境保護、人権擁護につきシナ指導者に対して何の恐れもなく直言した。
と左派紙『南ドイツ新聞』は伝えている。
それに対し、温家宝は「メルケル氏のことは(何度も会ったから)よく知っている。彼女のような直接的な物言いは好きだ。」と述べた。
しかし環境保護について温は、「我々は工業開発は30年しかしていない。あなたたち(欧州)はもう200年もやっているのだから、もっと大きな責任があるはずだ。」
と例によって言い逃れと責任転嫁に終始した。
また今朝のラジオ・ニュース(WDR)によると、メルケル氏は今日の社会科学院における演説において人権保護について強調するとともに、温家宝がドイツ訪問の際に約束した北京五輪における報道の自由を確認するよう求めた。
メルケル氏は、「五輪は(シナにとり)チャンスであるばかりではなくリスクでもあり、いままでに約束したことを果たさないと大きなイメージ・ダウンになるであろう]と警告した。
ドイツは日本ほど経済的結びつきがあるとはいえず、シナにたいする効果的な締め付けができるとは思えないにしても、シナの著作権無視のコピー商品や質のおとるおもちゃ輸出にたいしてドイツでも不満が高まっておりシナからの輸入にも影響が出よう。
しかしそれにしても、敢然と言うべきことを言うべき場所で言うべき相手に直言する。嗚呼、我が国にもこんな政治指導者がいてくれればどれほどいいか、嘆息するばかりである。