孤独とはどんな感情か? |
さすがに共同便所の落書きだけあって、ひたすら日本社会の「短所」を捏造したいようだ。
「孤独を感じる」と答えた日本の15歳の割合は29.8%で、2位のアイスランド(10.3%)以下、フランス(6.4%)や英国(5.4%)などに比べ飛び抜けて高かった。」
だそうであるが、反問する。
「孤独」という言葉が意味するものと、英語の「isolation」「loneliness」「solitude」,あるいは独逸語の「Einsamkeit」との意味するものとの概念上の違いがあることを承知の上での記事であるか?
また質問された子供たちも、その質問の意味を自国の文化のなかでしか答えるしか無いのを知っての上であろうか?
「孤独」とは、元来の意味は、「孤」は幼くして親なき、「独」とは老いて子なき寄る辺無さを形容する語である。
シナや日本のような家族主義の文化のなかで「孤独」とは異常な事態である。
しかるに欧米では、基本的に人間とは、「isolation」な「Einsamkeit」な存在であることが前提である。
よって家族友達を求める言動をとるようになる。よってこのような調査に「孤独である」と答えることは、自分の努力不足を認めることになるので,そうは答えにくいのじゃよ。
たとえば、独逸の子供たちが感じている親.友達との一体感が、日本の子供たちの感じている「孤独感」より、一層「孤独」に満ちたものであるかを、想像もできないであろうな、落書屋どもは。
こんな基本的智識を無視して、牽強付会に日本の子供の「孤独感」を強調してどうする?
日本を悪意をもって貶めようとする諸君の低俗さだけが目立つ記事であった。