2006年 11月 02日
上海閥の反撃? |
先の六中総会に先立って、陳良宇を上海党委書記から解任しておきながら、( 上海市党委員会書記免職 参照)肝心の六中総会において陳を政治局員の地位から解任できなかった胡錦涛派の力量不足について非常に驚き、そして権力闘争が激化するであろうとの予測のもとに、 中共の対日戦術の変換
で以下のように述べておきました。
しかし、胡锦涛の権力はいまだ確立できていないようです。先の六中総会で陳良宇を政治局から解任できなかったことがそれを示しています。よって「脱反日」へ舵をきれるかどうかは未決定でしょう。
そして、いよいよ上海派の反撃が始まったように思われます。上海工業区からの誘致した日本企業への立ちのき要求がそれです。
胡錦涛派は、主観的には安倍総理のシナ訪問を、かっての「対日新思考外交」の枠の中で実現し、さらなる「友好」牌をかかげて日本をからめとろうと様ざまな工作を仕掛けていますが、その思惑はもちろん日本の資金と技術を最大限に利用しつくそうというものです。
また安倍総理をわざわざ六中総会の初日に招いて歓待して見せたのは、国内用、とくに対上海閥への胡錦涛派の意思表明でもあったのです。
しかし総会の結果は先に述べたとおり、竜頭蛇尾に終わってしまいました。上海閥の思いがけないしぶとさを見せ付けられた一幕でした。
さていま、胡派の対日関係改善の動きに水をさすような、今回の上海での日本企業への嫌がらせとしかとれない上海市の仕打ち。はっきりとした上海閥の胡派への意思表示と思われます。
北京の対応がどのように為されるかが今後の焦点ですが、いずれにせよこれは中共内の権力闘争ですから、日本としては下手な手出しは無用なこというまでもありません。
忘れてはならないのは、「温和派」「強硬派」を 問わず、彼らは自国の国益を図って戦略を立て、対日外交を仕掛けているのである。いわゆる「対日新思考」外交もその例外ではない。
とは、 中国が「反日」を捨てる日 清水 美和著 へのレヴィーにおけるあたしの認識でした。ここに再度引用して、政財界の皆様への提言としたいと思います。もちろんベストな選択はシナ市場からの撤退にあることは、これもまた言うまでもないことでしょう。
で以下のように述べておきました。
しかし、胡锦涛の権力はいまだ確立できていないようです。先の六中総会で陳良宇を政治局から解任できなかったことがそれを示しています。よって「脱反日」へ舵をきれるかどうかは未決定でしょう。
そして、いよいよ上海派の反撃が始まったように思われます。上海工業区からの誘致した日本企業への立ちのき要求がそれです。
胡錦涛派は、主観的には安倍総理のシナ訪問を、かっての「対日新思考外交」の枠の中で実現し、さらなる「友好」牌をかかげて日本をからめとろうと様ざまな工作を仕掛けていますが、その思惑はもちろん日本の資金と技術を最大限に利用しつくそうというものです。
また安倍総理をわざわざ六中総会の初日に招いて歓待して見せたのは、国内用、とくに対上海閥への胡錦涛派の意思表明でもあったのです。
しかし総会の結果は先に述べたとおり、竜頭蛇尾に終わってしまいました。上海閥の思いがけないしぶとさを見せ付けられた一幕でした。
さていま、胡派の対日関係改善の動きに水をさすような、今回の上海での日本企業への嫌がらせとしかとれない上海市の仕打ち。はっきりとした上海閥の胡派への意思表示と思われます。
北京の対応がどのように為されるかが今後の焦点ですが、いずれにせよこれは中共内の権力闘争ですから、日本としては下手な手出しは無用なこというまでもありません。
忘れてはならないのは、「温和派」「強硬派」を 問わず、彼らは自国の国益を図って戦略を立て、対日外交を仕掛けているのである。いわゆる「対日新思考」外交もその例外ではない。
とは、 中国が「反日」を捨てる日 清水 美和著 へのレヴィーにおけるあたしの認識でした。ここに再度引用して、政財界の皆様への提言としたいと思います。もちろんベストな選択はシナ市場からの撤退にあることは、これもまた言うまでもないことでしょう。
by maruyama-amsel
| 2006-11-02 05:30
| China(シナ)