周恩来、毛の宿敵として |
という興味深いエントリーがアップされています。以下、全文引用させていただきます。
10月22日、北京の人民大会堂で長征70周年記念大会がひらかれ、健在の老兵たちも参加したそうだ。先日、値段が高いので迷ったが、思い切ってDVD「毛沢東 万里の長征」(日本版)全6巻を買った。いってみれば、党とマオのサクセス・ストーリー。中国で製作された、ドラマ仕立てのテレビ番組だから史実に忠実かどうかは怪しい。ただ、1920年代、30年代の中国共産党史をどういうふうなドキュメントに仕立てているのか、その構成と内容には興味津々である。
江西省の瑞金から陝西省の延安に至る1万2500キロにおよぶ長征というのは、字面にまどわされて、敵を征伐するための長旅などと錯覚してはいけない。蒋介石軍に追われた、中国共産党軍(中国労農紅軍)のかぎりなく長い、つらい敗走の日々というのが真相だ。この屈辱をバネに、中国共産党は這い上がってきたし、毛沢東が実権をにぎったのも、長征途中のこと。中国共産党史に占める長征のウエートが高いのはたしかだ。
「長征」に関する編集長の定義、まさに正確です。
この件ついては、あたしも長年興味をもって勉強(てほどのもんじゃあありませんが)してきたもんですから、つい以下のようなコメントを差し上げました。
以下、「その2」に続く