春まだ遠し |
シナの正月「春節」も過ぎ、
来週は節分、立春なのに
朝晩冷え込む日が続く。
近くの池にもずっと厚い氷が張りっぱなしである。
しかし日差しはもう春の気配なのだ。そこでついついだまされてしまう。
豚児は間抜けにも再び風邪をひいた。
思春期になり色気づいて「伊達の薄着」なんかするからだ、バカヤロめ。
わたしが反抗期だったころ、母親に言われた、
「お前も自分の息子に反抗されたとき、今のわたしの気持ちがわかるはずだ」と。
それは呪いの言葉のごとく、たしかにわたしに回帰してきた。
しかしそれはわたしを助けてくれているのだ。
子供の反抗とは親が成長するための手助けなのだ、と今は思う。
氷の下の気泡をPLフィルターを使って撮ってみた。
閉じ込められた春の気が氷を割って
出ずるのは何時か・・・・?
春を思うのは豚児だけではないのであった。