Weichnachtsmarkt(クリスマス市) |
年の瀬も迫るとほとんどすべての都市で
Weichnachtsmarkt(クリスマス市)が開かれる。
この週末も暗い雲が立ち込めときおり雨のふる
普通のドイツ(この地方)の冬の日であった。
それでも(あるいはだからこそ)市にはたくさんの人出があった。
市といってもたいしたものを売っているわけではない、
ここでクリスマス・プレゼントの小物も調達はできるが、
大方はソーセージ・スタンドなどの軽食だったりする。
または観覧車やメリーゴーランドなども賑やかしのため繰り出している。
こうしてみんな冬の憂さを晴らしているのだ、
いってみればもの哀しい風物詩なのである。
こうしてクリスマス、その実はゲルマンの冬至祭り、すなわち太陽の復活を待つのである。